組織人事コラム

研修内製化

2018.05.21

【研修内製化事例 テモナ株式会社様 Vol.1】研修内製化の決断

急成長を遂げられているテモナさん。その急成長の裏にはどの会社でも見られる様々な課題があります。

その中でも、テモナさんが意識的に取り組まれているのは、「理念浸透・社員教育」。

その領域の課題解決策の1つとして、研修内製化支援サービスの研修素材.comを導入いただきました。

経営管理グループエグゼクティブマネージャーの工藤さんにまずは、研修素材.comの導入の背景についてお話しいただきました。




JAM:御社が経営においてとても大切にされている経営理念の中でも、

テモナの「8つのリーダーシップ」は、言葉だけではない、とてもリアルなイメージが湧く本質的な言葉であるなととても印象に残りました。https://temona.co.jp/mission/



工藤:佐川(社長)が経験で理解したことが言葉に落とされていると思います。だからとてもリアリティがある。テモナの理念を噛み砕いて理解して、自分の言葉でしっかり伝えられるようになったら一人前です。はじめは正直、自分もわかりませんでした。でも、理解していくと広がりがある。解釈も1つではなくて。いろんな経験していくことで、立場が変わっていくことで解釈が変わっていく言葉です。まさに、会社が大切にしていることを自分の言葉でその時々で表現できる社員、それを伝え合う組織にするために、『教育』は欠かせないものだと思っています。



JAM:経営としても、チャレンジするとても大切なステージだからこそ教育に力を入れられていること、とても理解できます。そんな大切な時期に、なぜ研修素材.comを導入いただいたのですか?



工藤:私たちは入社が設立間もない頃だったので、佐川(社長)から直接教育を受けることができていました。当時は人数も少なかったので。ただ、会社が大きくなってきた今、佐川が全ての社員を教育するのは現実的ではない。そうなると、ミドルのメンバーがしっかりと社員を教育できなければいけないと思ったんです。


上場してさらなるチャレンジのタイミングが来ています。ただ、チャレンジをできる人材がいなければ、新たなステージへは行けません。また、任せられる人材がいなければ、組織が拡大しても崩壊するだけという危機感がありました。

私たちの会社は知識集約型の会社なので絶対的に人が資本です。だからこそ、課題を解決するためには「教育」しかありませんでした。チャレンジできる優秀な社員を育てる、そして、チャレンジすることで大きくなった組織でポストを任せていく。この流れが必須だと思いました。


経営トップ依存、マネジメント不全、業務過多、ルール不足、長期視点欠如・・。拡大期に顕在化する課題がすでに見えつつあります。ここを変えていくのは「人事」であり、「教育」だと思っていました。

そのタイミングで出会ったのがJAMさんでした。まずは、メンバーを育てられるミドルを教育するためにマネジメント研修を依頼させていただきました。「ミドルが主導で会社を成長させていく!」という意識づけをしています。


そして、ここからが研修素材.comを入れた背景なのですが。


マネジメント研修の対象になっている人たちは、実は他社で経験を積んできた方やプロパーで叩き上げの人が多いのです。プロパーは会社がまだずっと小さかったころに、ベンチャーでやってやろう!という気持ちだけで入ってきて、自らチャレンジして、経験して、失敗して学んだり、先ほどお話ししたように佐川が近かったので彼から直接教育を受けたりして、成長してきています。


でも、今は会社のステージが変わり、採用人数も増えたため、自らチャレンジして「勝手に育つ人」だけを採用することはできないと感じています。そもそも市場にその割合が少ない。だからこそ、真っ白で素直な学生を採用してしっかりと導いて伸ばして、会社に定着してもらうことが大切だと考えました。そして、そのためには、教育は「自社でやるしかない!」とすでに決めていました。


会社は成長する。そうすると、課題やニーズも会社のステージでかなりのスピードで変化しますよね。そういった変化に対応するためにも、会社の変化をリアルに感じている社員が教えられなければならないと思いました。JAMさんにお願いしているミドルの研修など、普遍的なものもあります。ただ、テモナとして求めることを教え伝えるのは自社でしかできない。


でも、それを実現するツールがありませんでした。何が課題かはわかっていても、それをどう教えていったらよいかがわからなかった。今までは結構自分達で研修内製化のコンテンツ作りもしていました(笑)。テーマを設けて、社員それぞれの失敗体験を生かしたケースワークを作ったりしていました。でもそれはすごい時間がかかって。1つ作るのに1ヶ月かかっていました。それでは会社の成長スピードに間に合わない・・。研修内製化するための辞書・ネタ帳がないかなと思っていた時にまさに、研修素材.comの話が舞い込んできました(笑)。

だから、初めて話を聞いた後、すぐに「やりたいです!」とお返事しました。

まさに私たちが求めているものでした。



JAM:他の選択肢はありましたか?まさに出会いですか(笑)?



工藤調べても私たちが求めているものがなかったんです。月額いくらで研修受け放題というはあったのですが、そういうものっていかなくなるし、一番もったいないのは、社内のノウハウとして定着しにくいですよね。研修内製化のコンサルティングをしてくれる会社もたくさんありますよね。フレームワークだけを提供している会社も山のようにあるなと。でもあまりそこに意味を感じませんでした。相談しても、私たちにフィットしたリアリティのある返答でなかったり、フレームワークに当てはめた答えが返って来るだけだったり。


本来、私たちは「自分達で創っていきたいという想い」を大切にしていました。テモナには大切にしている価値観もあるし、ロジックもあるので。

そのためには、それを話し合いながら、時には相談しながら共に作り上げていく、長期的に繋がってもらえるパートナーシップを結べる会社を探していました。JAMさんはまさにそういう会社さんでした。


今回の研修素材.comに関しても、いろいろ相談しても良いですか?と伺った時にOKと回答頂けた(笑)。正直、コンサルよりもだいぶお安く、自分たちの価値観に沿った形で研修内製化して、それを自社のノウハウとして残すことができる!と思いました。

ミドルの研修もお願いしていたこともあり、自分たちを理解してくれる1社に大切な教育を相談したいと思っていたのでまさにぴったりでした。



JAM私たちの大切にしていることを深く理解いただき、ありがとうございます!今後ですが、御社が研修素材.comを使って、教育をどう展開されていかれるのですか?



工藤研修素材.comを導入し、まずは新入社員用の教育の道を整備することにしました。

人事が自ら「教える」を練習すること、コンテンツをキャッチアップすることを目的に、「テモナ塾」と称した既存社員向けのセミナーを行いました。


新入社員向けに彼らを導くための綺麗な道を整備することは、今回のテモナ塾を通して、具体的にイメージできました。今後は、既存社員の育成もしっかり展開していきたいです。ただ、今いる社員を育てるのは新人よりもずっと難しいとも感じています。既に業務をこなしており、自分に対して自信も持っていますからね。ある程度ワークスタイルもできているので、新卒をゼロから教えるのとは違って、「変える」ということになります。いろんなバックグランドがあり、各々のステージも違う。教育を網羅的に行うのは難しく、正直どうやればいいのかなと思っています。



JAMおっしゃる通りですよね。人によって価値観もバックグラウンドも違う。

でも、だからこそ、まさに、御社のリーダーシップが大切だと感じました。社員それぞれが、自分の中にあるニーズを見つめ、実現のためにチャレンジをしたり、互いにぶっちゃけあって気づきを得たりしながら、自分の人生を自身の手で作り上げていく、そんなテモナイズムを伝えていくことが大切ですよね。



工藤そうですね。最近は増えてきていますが、自分自身のニーズ、要はこうしたいっていうのが明確な人がまだ少ないですね。自分の考えではなく決まった「答え」が求められ、自分の考えが「決まりだから、他と違うから」といった理由で頭ごなしに否定される。そんな経験を繰り返されているうちに自分が本当にどうしたいのか、わからなくなってしまっていると思います。そして枠(既成概念)にはまってしまい可能性の芽が摘まれる。

そうならないためにも、自分の欲求、ニーズに向き合い、社員それぞれがぶっちゃけ合うことで、お互いの可能性を広げられる組織にしていかなければと考えています。実は、先ほどお話したテモナ塾では、人事自ら自分たちの枠を広げるために、それぞれの「苦手分野を教える」ということをやってみました。まずは、私が率先してやってみました(笑)。本当にいろんな気づきがありました。



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